女性の平均年収はどの年代でも300万円未満

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世界経済フォーラム(WEF)によれば日本の男女平等指数は調査対象145か国中101位(2015年度結果)でした。

WEFにおける男女平等指数は経済、教育、政治、健康の4分野で分析しており、日本は特に経済の分野においての評価が低くなっていますね。

それもそのはずで、先進国のみならず世界的に見ても日本は男女の賃金格差が激しく、2015年度の女性の平均年収は雇用形態別で見ると

正社員:337.8万円

契約社員:275.5万円

派遣社員:247.7万円

となっており、年代別で見ると

 

・20歳~24歳:226万円
・25歳~29歳:295万円
・30歳~34歳:294万円
・35歳~39歳:297万円
・40歳~44歳:290万円
・50歳~54歳:281万円
・55歳~59歳:275万円

 

となっています。

どの年代、雇用形態を見ても平均で300万円を超えてはいないんですね。

現在日本人全体の平均年収は400万を少し超えるあたりで推移していることと合わせても、男女の給与格差が如実に出ていると言えます。

また、非正規雇用の7割は女性であるという総務省統計局の調査結果がでているように、その雇用形態においても大きく差別されている現状がそこにはあります。

中でも子供を持つ女性の5割は就業しているという事実があるのに対し、その中で正社員として働いている女性の割合は8%未満であるという驚きの数字もあり、我が国がいかに先進国的水準を満たしていないかが見て取れますね。

女性の転職問題は女性だけの問題ではなく、この国に住まうすべての人間に突き付けられている重大な問題なのです。

 

女性の転職と子育て

 

女性が社会進出できない理由の大きな割合を占めるのが、やはり子育てに関する制度の不十分さだと言えます。

日本では伝統的に子育ては女性がする、という認識は実は誤りで、その家父長権的な考えは明治時代に定められたものだと言えます。

それまでの江戸時代においては、士農工商のうち農民が人口のほとんどを占めており、男女ともに農業に従事していました。子供たちはある種の村社会的共同体において育てられており、女性1人にその負担のすべてがかかっていた訳ではないのです。

かつては現在のような核家族が中心ではなく、一族が共同で暮らすいわゆる拡大家族が世帯の単位であったと言え、子供の世話は老人がしていたという側面が非常に強かったのです。

男が外で働き女性が家の中のことをやるという価値観は、核家族化の進んだ明治以降に急速に発展したと言えます。

大日本帝国憲法においては家父長権の優位が定められており、男尊女卑が法定されていました。女性は家の中のことをやり、家父長は経済活動を行うという武士の中での価値観が世間一般に浸透しはじめたとも言えます。

それは戦後核家族化が進むにつれてさらに顕著になり、昭和の末期いわゆるバブルの頃には男が金を稼ぎ女が子供を育てるという価値観が不動のものとなりました。

それは男性1人の得る収入で家計が賄えていたからだとも言えます。

ご存じの通りバブル経済は崩壊しました。

男性の平均給与はかつてと比べて50万円以上も減っています。

一方で世界の所得水準は、インフレを重ねることによってこの20年で大幅に額を増やしているのです。

相対的にも絶対的にも所得が落ちているのが我が国の現状なのです。

もはや男性だけの稼ぎで暮らしていけるような時代は終わりました。

これからこの国は、女性の力なしには発展できない国となるでしょう。

 

広がる格差

 

男女の給与格差を論ずることに根本的な意味はありません。

男女の給与格差以上に女性同士の給与に大きな格差が存在しているのです。

以下は資格別の平均給与です。
・医師:約948万円
・司法書士:約900万円
・弁護士:約800万円
・公認会計士:約800万円
・税理士:約700万円
・薬剤師:494万円
・看護師:473万円
・臨床検査技師:451万円
・准看護師:405万円
・ケアマネジャー:363万円

 

資格があるととても強いですね。

今から弁護士や医師になるのは難しいですが、看護師は人で不足で社会人になってから看護師専門学校に通う例も少なくありません。

また、看護師は転職がしやすく、職にあぶれるということは2016年現在ではありえません。

常勤は勿論、非常勤も常に募集があるのが現状です。

映画スパイダーマンのメイおばさんも50歳を超えてナースの資格を取りましたね。

これから高齢化社会となり、ますます老人優遇社会になっていくにつれ、看護師の重要度も高まっていきます。

看護師の転職が如何に恵まれているかということは看護師一歩上の転職.comというサイトを読むとよくわかります。

民間転職との比較記事などもあり大変興味深いサイトです。

 

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